映画の感想が中心のブログ

映画館によく行くので、その時観た映画の記憶する為に

『HELLO WORLD』

京都を舞台にしたSFアニメーションです。途中難解な部分はありますが、最後はハッピーエンドっぽくなるので、見終わった後悪い気はしないと思います。

 

読書好きな少年がある青年より「この世界はコンピューターに記録されたデータの世界であり、自分は未来の君である」と言われます。その青年は過去の記録を書き換えるために会いに来ていました。彼は恋人が事故に遭う記録を書き換えに来たのです。

その後なんやかんやあり、少年と青年の頑張りで恋人が事故に遭う記録は書き換えられた時、青年の真の目的が明かされます。事故に遭った恋人は亡くなっているわけではなく脳死状態となってしまっていて、その脳死状態から復帰させるために事故に遭わなかった恋人の記憶が必要になったので記録の書き換えをしに来たのでした。

脳死状態の恋人と事故に遭わなかった恋人を繋げて、恋人を救おうと思った青年と居なくなった恋人を救う少年は果たして無事恋人を取り戻すことが出来るのか?が話の中心となっています。

 

多分この映画は公開中の『天気の子』と前作『君の名は』と比べられる作品になるかと思いますが、話のストーリー展開的には自分はこの物語の方が好きです。ただ、話を纏めるには尺が短すぎる。これがテレビシリーズで1クールないし2クールなら持った綺麗にまとめられたと思いますが、時間が無いので結構設定がおざなりだったり、何で急にそれをするの?と言った意味不明な行動が見受けられる点が残念かなと。

ただ、今後公開の『空の青さを知る人よ』と若干設定被ってる気がするので、東宝アニメマルチバース好きすぎ問題